2019-10-30
11月を目前にし、もうクリスマスケーキやおせちの予約が始まっているお店もありますね。
今回は、おせち料理にも使われたりする「ゆりね」をご紹介します。
ゆりねとは、鬼ユリ・小鬼ユリの球根(鱗茎)です。
球根といっても、文字に「茎」が入っているように、根ではなく葉が変形したものなんです。
国産では、北海道産が95%をしめています。
ゆり根の生産にはとても時間がかかります。
畑に植え付けるまでに3年、畑に植え付けてからさらに3年の月日が必要となります。
その上、一度植え付けた畑では、最低でも7年は時間を空けなければなりません。
ゆえに、広大な場所と手間がかかる食材なんです。
スーパーでは、おがくずに包まれて販売されていますので、家の冷蔵庫でもおがくずのまま保存してください。
これから温かい料理が好まれる時期になりますので、茶碗蒸しやグラタンなどにもゆり根を使用し、調理してみてはいかがでしょうか?