2019-02-20
今日は全国で一番早く流通する、浜松の新たまねぎを紹介します。
新たまねぎとは、黄玉ねぎや白玉ねぎを収穫後にすぐ出荷するものをいいます。
品種により早生で出荷される玉ねぎのことも新玉ねぎと言います。
私達が一般的によくスーパーで見かける玉ねぎは、収穫して1ヶ月ほど低温の貯蔵庫で乾燥させてあり、長期保存が可能になるようにしてあります。
実がしまってしっかりしている為、炒め物や煮物でも形がくずれにくく、火を通すことで甘みが出てきます。
それに比べ 新玉ねぎや早生種の玉ねぎは収穫してすぐに出荷される為、表面の皮が薄く瑞々しくて独特の甘みがあります。
生でも辛くなく、玉ねぎ独自の苦みや臭いが少なく柔らかいのも特徴です。
しかし水分が多い分あまり日持ちがしません。ビニール袋に入れて冷蔵庫に保存し、2・3日で食べきってください。
玉ねぎには血液をサラサラにする成分の硫化アリルの一種プロピルメチルジスルフィドが入っており、コルステロールの代謝促進や血栓予防の効果があり、動脈硬化の予防になると言われています。
さらに、ケルセチンというフラボノイド色素の一種が含まれており、抗酸化作用があるので発がんの抑制や動脈硬化の予防をする働きもあると考えられています。
硫化アリルは熱に弱いので生食するのがお勧めです。
新玉ねぎは生食向きなので効率よく摂れるでしょう。
但し水溶性の為、食べる時には水に長時間さらしすぎないでください。
県内産なので、流通が早く鮮度は抜群です!!!